恋に恋する五秒前
「大丈夫。カナメは、マヨと仲良くするんだよ!!」
「うん。でも、ハナこれからどうするの?」
「とりあえずはこのままかな?」
「このままって?」
「特に発展はないままって事ッ!」
「なんかあったら話しなよ!!」
「うん!」やっぱり友達は最高だ!!ってこの時思った。
「それと、まずはハナの消毒だね!それでテレビ出たら両親びっくりするからね~。」
「痛いっ!!もっと優しく消毒液付けてよ…。大胆すぎ!!」傷口がしみて痛かった。
「ちまちまやってたらもっと痛いよ!!………よし!できた」
「ありがとう。」
「まぁ!ひど過ぎる怪我じゃないかもね!?」カナメが笑って言う。
「そうだね!?お風呂の時間だぁ~!行こう」
「ちょっとハナ、待って~!!」私達はカップルのように走って行った。