ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love


「君たちの言ったとうりだ。今では僕にとっては…
小絵は一番大切な人だよ」


それを聞いたム-サイ・レイアもレモンのニンフも
唄いだしていた。


美しい声で…ハ-モ二-を奏でた。



-約束しましょう。
あなたたちの愛が永遠になることを…


守りましょうとも、あなたたちが、この地の果てにたどり着くまでは! -



この地の果てまでは、まだ随分と時間が残されている。


結城は、どんな試練が待受けていたとしても、
越えなくてはならない。



竪琴を弾きながら…
結城は哀愁をこめた歌声で唄いだしていた。



「この青い海の静けさに、 君への愛をつのらせている。

君に来てと言っても…
来られないだろうから、


僕は必ず蘇り、君のもとに帰るさ、きっと…


息子の碧にも、パパと呼ばれたいんだ。


どうか、もう少しだから… 我慢しておくれ。


今はただ…ひたすら青い海を船に乗り、波をけちらし進むだけ…


君のいる港に帰るだけ…
この波が凪いだら、
きっと会えるさ。


運命は決まっているんだ。 会えるということがね」



結城の顔は涙で濡れて、
グチャグチャになっている。

ほんとうは、歌を唄うことで、自分を奮い立たせているのかもしれない…
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