僕とこいつは生徒会長
優弥はというとクスクス笑いながら僕を見る。


一人で楽しみやがって!


「ごめん。ごめん。冗談だよ。
ちょっとからかいたくなっただけ。

それに俺はマキちゃんがどんな格好をしたって女の子だってわかるしね」


「なっ!」



まさか優弥からそんなことを言われるとは思ってなかったから、僕の顔は赤くなってしまう。


「で、でも、僕と真美が入れ代わってる時は気づかなかったじゃん!」


照れ隠しのつもりでつい強い言い方で言ってしまう。



我ながら可愛くないよな…




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