僕とこいつは生徒会長
キーンコーン カーンコーン キーンコーンカーンコーン



学校のチャイムが鳴って僕は我に返った。


そして真美に確認をとる。


「今日って朝礼あったよな?」


「あるよ。…ってマサキ君は生徒会長なのにまだここにいていいの?」


「良くねぇよ」


ボソリと呟いた後に体育館の方へと走っていく。


「マサキくーん! 鞄。置いてかなくていいの?」


全速力で走ってるおかげで遠くから真美の声が聞こえる。


そういえば鞄持ちっぱだっけ? まあ、いいや。戻ってる暇がない。


「大丈夫だから。真美は自分の教室に行ってから朝礼に来いよー」


走りながら真美に聞こえるほどの大きな声でいった。



今日が朝礼なのをすっかり忘れてた。






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