桃川中学校吹奏楽部
本気ですきじゃないと

つきあえない。

でもこれは本心だった。

 
遊びで付き合ったりするのは

私の中ではありえないことだった。

 
「だから・・ごめんね・・」

 
私は謝った。

 
「なあ石澤、俺は、まだお前のこと 諦めらんねーかもしれねー。それでも、友達でいて。」


「うん・・」


 
キーンコーン・・カーンコーン・・


予鈴が鳴った。


「じゃあ・・戻るね。」


そうして私は屋上を後にした。


ドアが閉まった。


「あーあ だめだ俺」

優里亜のいない屋上で

ひとり晴輝は頭を抱えた
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