桃川中学校吹奏楽部
「ええええええっ!?ハルにぃ??」

「しーっ・・!!」

 
楽器ケースと譜面台とファイルを持って私は真美と練習場所に向かっている途中だった。

真美は綾瀬君と同小。

「そりゃあ・・ハルが告るくらいっつったら・・相当だと思うよ?」

 
「えっ・・」

「だってさ、ハルすきな人とか全然表に出さないじゃん?想いを伝えるくらいなんだから・・相当だと。」


「そっかあ・・」

 

これから綾瀬君と接する機会はいっぱいあると思う。

 
あたしの行動は


綾瀬君を苦しめることになるのかな?


ごめんね綾瀬君
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