桃川中学校吹奏楽部
....晴輝Side
綾瀬晴輝 13歳
一人の女に恋をしていた。
石澤優里亜。
はじめて会ったときからぶっちゃけ気になってた。
せっかく隣の席になって
秀斗とかが盛り上げてくれてしゃべったりするけど
素直になれねー俺がいて。
でも隣の席になってから俺は気づいた。
あいつは
涼のことがすきだ。
授業中も
休み時間も
ずっと
あいつは 涼を見てる。
あいつの視界にあるのは俺じゃねえ
涼だった。
秀斗は保育園のときからの仲良しだ
そりゃいろろ相談に乗ってもらった。
「だめもとで告ればいいんだって!」
そういわれて
そんなので告ってみたのはいいものの・・な。
俺はフられた。
あっけなくフられた。
かっこわりー俺。
本気で好きじゃないと付き合えない。
石澤はあのときそういった。
石澤らしいと思った。
俺は石澤のそういうとこがすきだった。
一途で まっすぐな あいつ。
今まで何度も告白されてきたけど
なんかはっきりいって どーでもよくて
女なんてみんな一緒だと思ってた。
でもあいつだけは俺の中でなんか違った。
俺は初めて本気で人をすきになった。
それが石澤だった。
あいつといると安らぐ。
石澤。 石澤・・
「あっ・・綾瀬君っ・・」
振り向くと石澤がいた。
昨日俺が告ったの意識してんのか
少しだけ顔を赤くして
少々うつむき加減で問いかけてきた。
「きっ・・今日・・あたしと綾瀬君日直だって・・だから・・前出て号令・・かけて?」
いつになくぎこちない話し方。
かわいい。
「ああ。」
こいつを俺のものにしたかった。
石澤を俺のものにしたかった。
明るくて ドジで 素直じゃなくて 音楽がすきで
そんな石澤。
他の女とは全然違った
綾瀬晴輝 13歳
一人の女に恋をしていた。
石澤優里亜。
はじめて会ったときからぶっちゃけ気になってた。
せっかく隣の席になって
秀斗とかが盛り上げてくれてしゃべったりするけど
素直になれねー俺がいて。
でも隣の席になってから俺は気づいた。
あいつは
涼のことがすきだ。
授業中も
休み時間も
ずっと
あいつは 涼を見てる。
あいつの視界にあるのは俺じゃねえ
涼だった。
秀斗は保育園のときからの仲良しだ
そりゃいろろ相談に乗ってもらった。
「だめもとで告ればいいんだって!」
そういわれて
そんなので告ってみたのはいいものの・・な。
俺はフられた。
あっけなくフられた。
かっこわりー俺。
本気で好きじゃないと付き合えない。
石澤はあのときそういった。
石澤らしいと思った。
俺は石澤のそういうとこがすきだった。
一途で まっすぐな あいつ。
今まで何度も告白されてきたけど
なんかはっきりいって どーでもよくて
女なんてみんな一緒だと思ってた。
でもあいつだけは俺の中でなんか違った。
俺は初めて本気で人をすきになった。
それが石澤だった。
あいつといると安らぐ。
石澤。 石澤・・
「あっ・・綾瀬君っ・・」
振り向くと石澤がいた。
昨日俺が告ったの意識してんのか
少しだけ顔を赤くして
少々うつむき加減で問いかけてきた。
「きっ・・今日・・あたしと綾瀬君日直だって・・だから・・前出て号令・・かけて?」
いつになくぎこちない話し方。
かわいい。
「ああ。」
こいつを俺のものにしたかった。
石澤を俺のものにしたかった。
明るくて ドジで 素直じゃなくて 音楽がすきで
そんな石澤。
他の女とは全然違った