Sky
「まったく、だーらしない!」



梨衣がはぁ~っと溜め息をついた



「うっせーな。行くぞ!」


「どこによ?」


「俺ん家!」


「はぁ!?何であんたの家なのよ??」






仕方ねーんだよ、母さんがどうしても美由に会いたいって言うんだから…





「わぁい!天ちゃんのお家、久しぶりだな~♪」


不満そうな梨衣とは対照的に、すごく嬉しそうな美由の声…









「鶴の一声」ってこういうことなんだろーな



「ま、美由が喜ぶなら反対する理由なんてないしね。さっさと行きましょ」





梨衣がさっきの不満そうな顔が嘘だったかのように、満面の笑みを浮かべながら言った



ま、こいつも美由が大好きってことだな







俺たちは、思い出なんかをにぎやかに話しながら、俺の家に向かって歩きだした


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