Sky
「さて!美由が帰るなら私も帰ろっと!…あ、天!ちゃーんと美由をホテルまで送りなさいよ~」



「えっ!?そんな、大丈夫だよ~、天ちゃん!一人で帰れる!」



梨衣の提案に、美由が慌てて首を振った



「いや、送るよ。アルバム、結構重いし」









だからそんなに睨むなよ、梨衣…


お前、本当に怖いって…






「じゃあ、甘えちゃおうかな♪」



美由が微笑んだ











「あ、帰る前に明日何するか決めなきゃ!さすがに毎日天の家にお邪魔するわけにもいかないでしょ?」



部屋を出たところで、梨衣が叫んだ



すると、美由がモジモジし始めた




「どうした?美由」




「あのね、天ちゃん…梨衣…明日…行きたいところがあるんだぁ」


< 31 / 100 >

この作品をシェア

pagetop