バイト君は記憶喪失
カウンターに座り、落ち着こうと必死だった


「何にしますか?」


「カプチーノを…」


「お待たせしました
ごゆっくり」


笑った顔は昔のままだった


声をかけるタイミングを必死で探していた
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