★秘密のイケメン執事さま。★
「はい、私が隅から隅まで、塗って差し上げます」

「けっ、結構です!」




「だめです。ムラになったり、塗り忘れがあったら、いけませんからね。大丈夫です。

じっくり、丁寧に、かつ優しく

塗って差し上げますから」





はい、余計無理。





「どうしたんですか?何かご不満でも?」

タロちゃんは、一応・・・っていうか、かなり立派なイケメン野郎だし、そのタロちゃんに日焼け止めを塗ってもらうなんて・・・。


しかも、じっくり、丁寧に、優しく・・・。


だめ、想像しただけで鼻血出そう。



< 33 / 637 >

この作品をシェア

pagetop