★秘密のイケメン執事さま。★
「お母さん達、私達がここ泊まるって知ってるの?」




私は、紅茶の準備をしているタロちゃんを見つめた。

「はい、宿泊の許可はいただいております」


「よくお母さん、こんな高いとこ泊まるのオッケーしたね」





「泊まる場所までは知りません。このホテルは、私からミツキ様へのプレゼントです。内緒ですよ」


そう言ってタロちゃんは首を少しかしげ、内緒のポーズをとった。




くっはーっ。


タロちゃん、私、あなたのその顔に胸キュンしまくりなんですけど。








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