★秘密のイケメン執事さま。★
お母さんは、困ったように手を額に持っていき、考え込んだ。




「お母さんも、あまり教えてもらってないのよ。でも、もう副社長としてお仕事されてるそうよ。1ヶ月、時間を開けるだけでも大変だったはずよ。それだけ、ミツキに会いたかったんだってことだけはわかったわ」


お母さんは、机に今作ったばかりのお味噌汁を置いた。


「ミツキはもう絵を描いていませんからって、何回も断ったんだけどね、



『何でもします。どうかミツキさんに会わせてください。ミツキさんにお礼がしたいんです』


って言われちゃってね」



お礼・・・・?






だから私のそばにいて、尽くしてくれてたって事?



でも、それだけじゃないよね?


昨日の海で話してくれた気持ちは・・・・・本物だよね?





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