★秘密のイケメン執事さま。★
「タロちゃん、タロちゃん。風邪引いちゃうよ」


「ん・・・」


タロちゃんはちょっと体を動かし、またスースーと寝息を立てて眠ってしまった。

ん・・だって!

めちゃくちゃかわいいよ~。



でもさ、でもさ、

確かにかなり大きなソファーで、余裕でねむれそうだけど、タロちゃんでかいし、体が痛くなっちゃうよ。



ベッドだって・・ねえ?


一応、私の隣が・・・空いてるしさ。



タロちゃんと一緒に寝てるところを想像すると、急にドキドキしてきちゃったよ。


でも・・・。
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