彼女はまるで風のようで

祝福の裏で

アパートに向かう僕の心ではワクワクした気分と、どこか悪いことをしているような気分が入り混じっていた。





計画に賛同はしたものの、その最終目的が殺人なだけに気が引ける。





こんな中途半端な気持ちで、このまま計画を続けていけるのだろうか?





そんなことを考えているうちにアパートに着いた。





このチャイムを押せばまた、フウカとの楽しい時間が始まる。





ピンポーン
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