ウソ★スキ
キラがすごくまじめな目であたしを見た。
「だからお願い。美夕、私からソラを奪って!」
そう言って頭を下げる。
「ソラのこと、なんでも教えてあげる。だからソラを美夕に夢中にさせて。ソラの気持ちが私から離れてくれれば、私はきっとソラのことを諦められるから」
「そんなの……無理だよ」
「大丈夫だよ、美夕なら」
「だって……」
あたしが、ソラの大事なキラの代わりになれるわけないじゃん。
「ソラね、美夕のことをすごく気に入ってるんだよ。何度も聞いたことがあるの、
『きっと俺、キラがいなかったら美夕を好きになってた』
って……」
あーもう。
そういうこと言うの、勘弁して欲しい。
「だからお願い。美夕、私からソラを奪って!」
そう言って頭を下げる。
「ソラのこと、なんでも教えてあげる。だからソラを美夕に夢中にさせて。ソラの気持ちが私から離れてくれれば、私はきっとソラのことを諦められるから」
「そんなの……無理だよ」
「大丈夫だよ、美夕なら」
「だって……」
あたしが、ソラの大事なキラの代わりになれるわけないじゃん。
「ソラね、美夕のことをすごく気に入ってるんだよ。何度も聞いたことがあるの、
『きっと俺、キラがいなかったら美夕を好きになってた』
って……」
あーもう。
そういうこと言うの、勘弁して欲しい。