ウソ★スキ
「……え?」
ソラの右手があたしの左手に伸びる。
「これで美夕と連絡とれなくなるのは、さすがにキツいから」
ソラは自分の指を優しくあたしの指に絡めると、ぎゅっと強く握り締めてくれた。
一回り大きなソラの手に、あたしの小さな手はすっぽりと包み込まれてしまった。
あたしは黙って、意識を自分の左手に集中させた。
ソラの手が、指が、緩急をつけた力であたしの手を抱き締める。
それは1本1本の指だったり、
時には手全体だったり。
しばらくすると、あたしもその力に応えることを覚えて。
ソラに強く握られるたびに、あたしもその手をぎゅっと力を入れて握り返した。
それに気づいたソラは、何も言わずに隣で笑っている……。
すると、それまであたしの手の甲を円を描くように撫でていたソラの親指が、その動きを変えた。
今度は、あたしの親指の付け根から指先まで、つぅっとなぞるように往復を始める。
ソラの右手があたしの左手に伸びる。
「これで美夕と連絡とれなくなるのは、さすがにキツいから」
ソラは自分の指を優しくあたしの指に絡めると、ぎゅっと強く握り締めてくれた。
一回り大きなソラの手に、あたしの小さな手はすっぽりと包み込まれてしまった。
あたしは黙って、意識を自分の左手に集中させた。
ソラの手が、指が、緩急をつけた力であたしの手を抱き締める。
それは1本1本の指だったり、
時には手全体だったり。
しばらくすると、あたしもその力に応えることを覚えて。
ソラに強く握られるたびに、あたしもその手をぎゅっと力を入れて握り返した。
それに気づいたソラは、何も言わずに隣で笑っている……。
すると、それまであたしの手の甲を円を描くように撫でていたソラの親指が、その動きを変えた。
今度は、あたしの親指の付け根から指先まで、つぅっとなぞるように往復を始める。