木の下であたしたちは。




「どうした?」




俺はなるべく優しく問いかける。




「…ううん。
なんでもないよっ!
ごめんね、なんか」




えへへ、と付けくわえた。



「ほんと、緑華わかりやすいよなぁ。
落ちてんのまるわかりだし」



俺は口角をあげながら、



「まぁ、今は言わなくていいよ。
俺、緑華が言ってくれるまで我慢すっから。」
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