その日、僕は神になった
「お二人とも止めなさい。真実は私どもが突き止めます」
 もの言いたげに着席するカムイ。まるで教室の中のようだ。ケンカを始めた生徒と、それをなだめる体育教師。そして周りには渦中の二人に対し、冷めた視線を送る無数の生徒。俺はその無数の生徒の一人だった。まさかその視線の対象になるとは、誰が想像出来ただろうか?三人の神が顔を突き合わせ、何かコソコソと相談している間、俺はそんなことを考えていた。そうでもしなければ、彼女の視線に耐えられなかったのだ…。
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