その日、僕は神になった
音もなく開いたドアの隙間から、彼女の背中が消えるのを確かめると、僕は大きく溜息をついた。疲れた…。僕は目を閉じ、暫く休もうと思った。だが頭の中は、グルグルと回る様々な情報を、それぞれ正しい場所に収めようと必死に動き回っている。精神的には疲れを感じても、肉体は疲れを感じないようだ。一日中点滴を打たれ、絶え間なくエネルギー補給をさせられている気分だ。