◇◆センセイは俺の!◆◇
「とりあえず、ここ座って。」
俺は半端、無理やり近くのイスに坂木さんを座らせた。
しかし、びっくりした。
俺とあまり接点もない、あのおとなしい坂木さんが…
俺を好きで…
それも処女をもらってくれって。
少し落ち着いて気まずそうに俯いてる坂木さんを見ながら、俺も向かいのイスに座った。
ふぅ…
「あのさ…」
俺が口を開いたと同時に
「ごめんなさいっ…」
「え、」
俯いていた顔を上げた坂木さん。
さっきとは別人。
教室でみる、ちょっとおどおどした感じの様子の坂木さんだ。
「ごめんなさい、なんか私…」
「いや、まぁいいって。ちょっと取り乱しちゃっただけだろ?」
「…(コクン。)」
「うん、なら、さっきの事は忘れる。」
俺はそう言って、少し笑った。
俺のそんな言葉にちょっと驚いた坂木さんだけど、すぐに安心したような…恥ずかしそうな表情を見せた。