◇◆センセイは俺の!◆◇



だけど、



「坂木さん、焦んなくっていいんだって。そんなのいい悪いないんだからさ。」



処女だろうがそうじゃなかろうが、関係ない。



焦ったって後悔するだけ。



初めてとか、そういう大事なもんは大切にした方がいい。



「俺は好きなヤツいるから、坂木さんの気持ちには応えられないけど、また自然とその時がくるって。だから大事にしなよ。」



俺の今感じた正直な気持ち。



坂木さん、いい子だし可愛いし、きっとその時が来るのもそう遠くないはず。



「ありがとう。男の人にそんな風に言われるなんて思ってもみなかった。」



坂木さんは俺になんて言われると思ってたんだろ。



「角クンの好きな人…羨ましいな。」


「なんで?」


「だって、こんなに女の子の事大事にしてくれるんだもん。きっと、角クンが彼氏だったらすごく幸せだと思う。」


「/////」



やべ…今めちゃくちゃ嬉しい。


こんなこと言われたの初めてかも。


俺は照れてしまって、坂木さんから視線を逸らした。




< 273 / 413 >

この作品をシェア

pagetop