◇◆センセイは俺の!◆◇



「浮気したところが、ちょっと甘い顔すればひょっこり、戻ってきたよ。」


「はは、最高の男とは須藤さんのことをいいますね、まさに!」


「お、そうか?まぁそうだな。ははは…



―――バァー――ッン!!



勢いよく開いたドアに驚いて、振り返った須藤とその部下。



「お、お前は!?」


「ふざけんなよ、須藤。」



話を聞かれていた事が、まずかったのか…俺が睨みつけているからなのか、須藤は目を逸らしていた。



てか、そんな事どうでもいい。



「最高の男がお前?…笑っちまうな。
自分のツラみて、よく考えろよ。」



俺は手を洗いながら、須藤を横目で見ながら言った。


須藤は、悔しそうな表情を浮かべながら俺を見ていた。



「貴様ッ…」



そしてトイレを出る前に、俺はもう一度須藤の方を振り返り、一言投げてトイレを出た。



「あんたにみーちゃんは勿体ねーな?」


「ッ・・・」



こんな汚い男が、みーちゃんの婚約者?



ありえねーって。




< 94 / 413 >

この作品をシェア

pagetop