小悪魔男子



けど―――



彼女、大和には特別な気持ちなんじゃないかな。


他の男とは違う存在なのかも。


根拠は無いけど…



なんか、そんな気がした。



その時、静枝が口を開く。


「とにかく、今することは…」



キーンコーン…

「教室移動することね」


「ぅわ゛っ!!本鈴!!」





…この後、見事に4人揃って怒られたのは言うまでもない。









< 183 / 346 >

この作品をシェア

pagetop