白と黒。。。後編。
『ちょっと待ってよ…本気で言ってるの?』
黙って聞いていた雫が口を開いた
『あぁ…本気だ』
『ふざけんなよ!なんでだよ…なんで俺が守るって言えないんだよ!』
雫が声を荒げた
『雫…良いから…』
絢香が雫の前に右手を差し出した
雫は絢香の右手を払いのけ風哉につかみ掛かった
『お前それでも男かよ!惚れた女も守れねえのかよ!』
『雫…』
雫は目に涙を溢れさせ必死に訴えかけた
しかし…
………