Magic Academy ~禁書に愛された少女~
晩御飯を皆で食べながら、ぼうっと色んなことを考えていた。

シークのこと、
これからのこと、
古代魔法について、
…それから自分がなぜ、魔法が使えないのか。




ま、考えても仕方ないか。


きっかけは禁書の封印を破ってしまったこと。
そのせいで、学長に目をつけられてしまったりと散々な感じではあった。

だが。


やなことだけってわけでもなかったし。


「そら、聞いてる?」

「へっ?」

急にアッシュに言われて驚く。
が、どうやら自分がちゃんと話を聞いていなかっただけのようだった。

「もー、だからドルイドがさぁ 」


新しくできた、大切な友達。
その友達との、これからの学園生活は楽しみだし、シークという大切な人もできた。

「そら、聞いてる?」

「聞いてるよ」

苦笑しながら答える。



とにかく、また明日も頑張ろう。



アッシュの愚痴を聞きながら、そう、思った。





To be Continued...
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