Magic Academy ~禁書に愛された少女~
また、体がふわふわと動いている感覚に陥る。
が、今度は宙に浮く、というより、抱き抱えられている、が正しい感じだった。
瞼が重く、しっかりと目を開けることができない。暖かな腕の感覚が、心地よくて、また、うつらうつらとしはじめる。
「おやすみ、そら」
くすりと笑ったあとの、誰かの声。優しく髪をかきあげられる。その感じがくすぐったくて気持ちいい。
そらは、ふふっと笑い眠りにつく。
「おやすみ、シーク」
が、今度は宙に浮く、というより、抱き抱えられている、が正しい感じだった。
瞼が重く、しっかりと目を開けることができない。暖かな腕の感覚が、心地よくて、また、うつらうつらとしはじめる。
「おやすみ、そら」
くすりと笑ったあとの、誰かの声。優しく髪をかきあげられる。その感じがくすぐったくて気持ちいい。
そらは、ふふっと笑い眠りにつく。
「おやすみ、シーク」