先生、この気持ちはどうすればいいですか?
優作先生に会うのを
諦めた私は、
お昼を食べるため
高3の模擬店に行くことにした。



一人じゃ寂しいから、
誰か知り合いを探そう。


誰もいなかったら、
教室に持って帰ればいいし。




「真琴ちゃんっ、
こんにちは」

「きゃっ」



いきなり肩に手を置かれて、
思わず声を上げてしまった。




「あ、イヤだった?」

悲しげな顔で
優作先生は言った。



イヤなわけない。


肩にポン、って……。




かぁっと体が熱くなる。



「そんなことないです。
ちょっとびっくりしただけで」

平静を装うのに必死だった。



こんな偶然ってあるんだ……
諦めた途端に。
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