おれの恋


部屋に入り、ソファーに腰をかける


『はぁー…』


安っぽいシャンデリアに

白い壁

白いベッド

白いソファー


白で統一された、この部屋が

不愉快で仕方ない。



でも、そんな俺とは裏腹に


「綺麗な部屋…。あたしの部屋もこんな感じにしようかな♪」

なんて、喜んでる空。



『貧乏ボロ家に白は合わんやろ〜。てか、先に風呂入って来いよ!』


「えぇ〜一緒に入らないの!?」


今日は何でかな?一緒に入りたくない…



『入らない!だから、先にどうぞ。』



頬を膨らませながら浴室に消えて行く空を見て

あんま突っ込まれなくて良かった…って思った。


いつもなら、きっと

"何で?何で?" の嵐やと思うし…



『はぁー…』

ため息しか出て来ない俺の体…



誰かに話たい。

誰かに相談したい。


誰でもいいから

俺の話を、俺の思いを

聞いてくれー…。


理解とか要らないから

"うんうん"

って話を聞いてくれー…。






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