ワタシノ好キナ王子サマ★
「だからね、夢乃。あんたは落ち込む必要なんてないんだから!!」


泉那は笑顔で頭を軽くポンッと叩いた。


泉那は力強い。


お姉さんみたいだ。



私はなんてわがままなんだろう。



「うん、ありがとう…泉那。」



私もやっと、泉那に笑顔を向けられた。



「はぁ〜…じゃあさ…次は私の相談乗って??」


泉那の顔から、笑顔が消えた。

真剣な話なんだ。

私も泉那につられて、笑顔を消した。


「あのね…私実は…」


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