ワタシノ好キナ王子サマ★
『キーンコーンカーン…』



全く、うまいタイミングでチャイムが鳴るもんだ。



「予鈴か…。…今度話す。」


泉那はそう言うと、また笑顔を見せてくれた。



「うん。待ってる。」


私も笑って答えた。



「私トイレ行ってくる。」


そう言って、私は教室を出た。



「行ってらっしゃい。」


泉那は手を降った。



ホントは、トイレじゃなくて、王子様に会いに行きたかった。


というのは、秘密。
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