ワタシノ好キナ王子サマ★
放課後になると、隣の1組から和哉がやって来た。



「帰っぞ。」


「うん!!」

私は昼休みから天にも昇るような嬉しさを引きずっていた。


顔の頬は緩みっぱなし。


「なんだお前。きめぇ。」



和哉の冷たい視線なんか気にならない。


「うふふぅ〜。」



「きめぇ!!」



和哉は私の頭に鋭いチョップをかました。


「いったいなぁ!!和哉の馬鹿ぁ!!」



私の頬は元に戻った。
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