夢と現実~恋人はホスト~


私はエアコンの冷房温度と風量を、ソファで寝ているのりくんの為に自動に設定して家を出た。


『起きた?気分は大丈夫?
 冷蔵庫にお昼用意してるから食べてね。
 行って来ます。』


とメモをガラステーブルに置いて。




まだ朝の7時過ぎだと言うのに、太陽は既に高く、今日もジリジリ暑く照らす準備万全。

それでも爽やかな朝のはずなのにね。

なんで私の気持ちはモヤモヤしてるんだろう?



のりくんが酔っ払って帰ってきたから?


考えれば考えるほど

答えは一つ。




のりくんが『ホスト』してるから

モヤモヤ、嫌な気持ちになるんだ。


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