愛のカタチ

人気のなくなった砂浜。




そこに、月明かりに照らされ、不気味な輝きを見せる“ソレ”を左手に持つ、一人の男と………




その男の少し後ろから話しかける一人の女がいた。




男は女の返事に、何も答えない。




男は、女が自分の後ろから着いて来たとき「なんで着いてくる?」そう聞いていた。




「やっぱり、こんな答えじゃだめだった?」




女は困ったように笑った。



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