18歳の女王様~うちらの選んだ道~
私は親にメールを返した。
[ありがとう!忘れてたよ!近いうちに家帰るから!]

メール送信。。

そしてボッと考えた。

私、高校生なのに。。

毎日毎日。。家にも学校にも行かずに。。

それなのに親は一切何も言わなかった。

それが私に呆れてるからだと思っていたのに。。

こうして誕生日メールをくれるなんて。

私はすごく嬉しかった。
「私、ちょっと昼間に家帰ってみる!」

「えっ、そう?でも夜はパーティーするんだから、ちゃんと戻ってきてよ♪」

「うんわかった♪」

そして私は店長に今日は休みと告げると急いで駅に向かった。

「うわぁ〜これおいしそう♪」

私はケーキ屋さんの前で立ち止まり店に入った。

「すいません!これ一つ下さい♪」

「はいこちらですね♪」

私は大きなバースデーケーキを買った。

「。。嬉しいなぁ♪」

そしてワクワクしながらタクシーに乗り家に向かった。
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