18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「家で親と会話するのはお金をもらう時くらいです。それ以外で話しかけると嫌な顔されるし。。。」

「。。。どうして?」

私にはわからなかった。

「親からしたら恥なんだよ。。」

ハルカがボソッと言った。

「本当そうです。。よくお前はこの家の恥だって言われました。。今はもうそれすら言われなくなりましたけど。。」

「親がそんな事言うなんて。。ひどすぎる」

私は橋本の話を聞き悲しくなった。

「実花は幸せなんだよ。本当はこんな親なんて結構いるんだよ」

ハルカが言った。

そっか。。確かハルカの親も無関心だったけ。。

「うちだってこの前の事件から親は近所の人の目があるからって引越ししたわけだし。。」

「。。事件って何ですか?」

橋本が聞いた。

「。。。薬だよ、薬」

「えっ。。そんなことしたんですか?」

「別に。。ただの興味本位だよ。。」

ハルカがタバコを吸う。

「そっか。。。」

「うちの親はお兄ちゃんにしか興味ないしね。。私が帰ってこなくても心配もしないし。。私に興味ないんだよ」

ハルカが少し切ない表情になった。

「一緒です。。うちの場合は犬に夢中で。。。僕は犬以下ですから」

橋本も寂しそうに笑った。






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