18歳の女王様~うちらの選んだ道~
私は何も言えずに。。ただ聞いてるだけ

「だからさ、私はこの家族に必要されてないんじゃないかとか。。お兄ちゃんだけ居れば親は満足だもん」

「僕も。。一緒です」

「なんか自分って誰からも必要とされてないんだろうな。。とか思う」

「そんなことないよ。。」

私は慌てて言った。

「そうですよ!ハルカさんは友達いるだけうらやましいですよ!」

「橋本はいないの?」

「あは。。いないです!こんなんですから。。。」

「どうして?」

「だってどう考えたって、この歳で親にお金もらって仕事もしてないんですから。。僕みたいな人間はおかしいですよ」

「うんおかしいよ!甘ったれてる!」

ハルカが言った。

「えっ、でも。。」

私が橋本をかばおうとした時だった。

「あんたさぁー自分に無関心な親によく甘えられるね?私なら絶対に頼らないし甘えない。だから今も自分でお金稼いで生活してんだもん!」

ハルカがキレた口調で橋本に言った。

「。。本当にそうです、僕が一番卑怯なんです。。。親にお金ももらってるのに、愚痴を言ったり。。」

「わかってんなら、もう少し頑張れよ!!」

「。。。はい」

「私はさぁ。。親に偉そうに子供扱いとかされたくないんだよね!だから高校の入学金とかも今少しずつ返してんだよ!」

「えっそうなの?」

そんなこと初めて聞いた。

「うんだって偉そうにされたくないんだもん!!私からしたら親とも思いたくないし。。」

「ハルカ。。。」

まさかそこまで親に対して強い感情があったとは思わなかった。

「だからね。。私は絶対に幸せな家庭を築きたいの!あんな親にもなりたくないし。。」

「そっか。。ハルカならできそうだね」

「うん!そうしないと親のせいで不幸になりました!なんて言い訳みたくなっちゃうし。。」

「。。ハルカさんはすごいよ」

「だからさ。。橋本にも頑張って欲しいんだよ!」

「。。。はい」

「うちらはさ、幸せになる権利があるんだもん。自分の力でね」

「幸せになる権利か。。」

橋本がボソッと言った。
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