18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そして妊娠検査だけ買うと二人で店に戻った。

店に着くまで私とハルカはずっと無言のまま。。

「ただいま。。」

私は待機部屋のドアを開けた。

「。。。お疲れ」

タバコを吸ったまま綾ちゃんがボッとしていた。

そしてハルカも気まずそうに部屋に入り座った。

テーブルに置かれた妊娠検査。

それを綾ちゃんが見つめる。

「。。。早く検査したら?」

綾ちゃんが言った。

「うん。。。」

するとハルカは立ちあがり部屋をでて行った。。

「一緒に行こうか。。。?」

「。。大丈夫」

「そう。。」

私は緊張で胸が張り裂けそうだった。

もし妊娠していたら。。

本当にハルカは産むつもりなのか。。。

そして裕ちゃんの反応はどうなのか。。

私はハルカ以上に考え不安になってしまった。





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