18歳の女王様~うちらの選んだ道~
そう言えば、ハルカも捕まる前に好きな人ができたって言ってたな。

自分を指名してくれる30歳のお客さん。
きっとあれから連絡も取ってないんだろう。。

「ね?今からつっちー呼んでもいい?」

「あ、うんいいよ」

綾ちゃんが電話をし、つっちーが来ることになった。

「化粧直そうっと♪」

「あは!恋してるんだね~」

「うん♪考えるだけでドキドキしちゃう。」

「いいなぁーそんな恋」

「実花好きな人いないもんね?」

「。。。。まあね」

それから10分くらいですぐにつっちーが到着した。

「おう!実花ちゃんこんばんは~」

「あ、こんばんは!」

(。。。。見ればみるほどヤンキーだ)

「つっちーいきなり呼び出してごめんね♪」

「いや、別にいいよ」

「今日さぁ、綾がおごるから好きなの食べてよ♪」

「。。。どうしたの?」

「綾だって一応働いてるし~金ならあるもん」

「何の仕事してるんだっけ?」

「それは言わないけどさぁ!まぁいいじゃん」

「やらしい仕事してんじゃねーの?」

つっちーが私を見てニヤっと笑う。

(ばれてる。。。?)

「そんなのしてないから!!普通の仕事です!!」

「あーそー」

結局この日は綾ちゃんが3人分支払った。

「ごちそーさま!!」
私はお礼を言った。

「ねーカラオケ行きたい!!おごるから2人も付き合って!!」

「綾、羽振りいいね?」

「だって楽しいから♪」

つっちーと一緒に遊ぶためなら綾ちゃんはお金払ってもいい。
そんな感じに見えた。






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