18歳の女王様~うちらの選んだ道~
タクシーの中。

私は綾ちゃんに聞いた。

「なんでタクシー代なんてあげてたの?」

その質問にニヤっと笑い言った。

「秘密♪」

いつもの満足そうな顔だった。。

「。。。。今日、カナリお金使ったでしょ?」

「いやぁ♪イイお金の使い方ができたよ♪」

「どうして??」

「だって今までつっちーの隣に居れたんだもん♪」

好きな人との時間をお金で買った。
そんな感じだった。

「そっか。。。。」

私はそれ以上何も言わなかった。

綾ちゃんが幸せそうにしていたから。。。


そしてタクシーが綾ちゃんの家に着いた。
「ここだよ!みんな寝てるから静かにね♪」

「うんわかった」

私は足音をたてず、部屋に入った。

「お邪魔します。。」

初めての綾ちゃんの部屋だった。

8畳くらいの部屋に大きいベットがドンと置いてある。

その周りにはたくさんのぬいぐるみが置いてあった。

「実花、これ着ていいから!」

綾ちゃんがスエットを私に渡した。

「。。。。ありがとう」

そして着替えると二人、ベットに入った。

お酒のせいで眠さが半端ない。。。

「。。。おやすみ」

2人はすぐに眠ってしまった。。
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