18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「。。。。そっかぁ」

何も言えない私。

「でね、鑑別にいた時に発覚してさぁ。。病院でおろしたんだ」

ハルカは全て話してくれた。

「え。。。純ちゃんにちゃんと話したの?」

「ううん。迷惑かけたくないし。。」

「迷惑って!!そんな問題じゃないじゃん。」

「だって。。私が勝手にお願いしたことだもん。。」

「バカ!!そんな責任感もないくせに無責任なことしてる純さんおかしいよ!!」

綾ちゃんが怒った。

「。。。私が悪いだけ」

ハルカが悲しい顔をする。

「ハルカ。。。好きなのはわかるけど、じゃあ子供の命はどうなるの?」

「。。。。仕方ないよ」

「はぁ??どう言うこと?」

「私まだ16歳だもん。。。産めるわけないもん」

「。。。。。開き直り?」

綾ちゃんがハルカをにらみつけた。

私はそんな二人の言い合いをただ聞いてるだけ。
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