国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
この神殿には、巫女見習いとして10歳から16歳までの少女が、各地から集められる。
夜回りは、その巫女見習いにとって、大事な役目の一つだ。
昼間は、畑仕事をはじめとするさまざまな雑務があるため、
眠ることの許されない夜回りは、幼い彼女たちにとって、拷問のように厳しい修行であった。
本来なら、二人一組で回るはずの役目だが、
たまたま具合の悪い後輩をかばい、レアは、一人で見回っていた。
・・明日からは、巫女として、今以上に努力しなくては。
短くなった炬火を、新しいものと交換しては、次の柱まで移動する。
レアの瞳には、こうこうと輝く炎が映し出されては消え、また映し出されては消えていった。