国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
・・あら?
なんだかとても良い香りがするわ。
ふと、レアは、今までに嗅いだことのないような甘い香りを敏感にかぎわけた。
・・何の匂いかしら?
いつもなら、香りがしたくらいで夜回りの手を休めたりはしない。
しかし、明日にも巫女になれるのだという気持ちが、
レアの心に好奇心という甘えを呼び、
レアは、見回りの順路をはずれ、神殿の外へと歩いていった。
空を見上げると、満月が恐ろしいほどに妖しい輝きを放っていて、レアはブルッと身震いする。
しかし次の瞬間、レアは、自分の目を疑うほどの、まばゆい光を目にした。
「まぁ!なんて素晴らしいの!!」