国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
「あたりまえでしょ!何よ、突然」
サラのありがたみをひしひしと感じているレアにとって、サラの言いようは不本意だった。
まるで自分がサラのことを、ぞんざいに扱っているみたいではないか。
しかし、サラの返事に、逆に自分の浅はかさを思い知った。
「じゃあ、どうして一人で悩んでるの?私も一緒に悩んじゃだめ?」
「サラ・・」
どうして、サラはこんなにも他人を思いやることができるのか。
レアは、自分のことだけでいっぱいいっぱいになっていた自分が、ひどくちっぽけな人間に思えた。
サラが自分を親友だと思えなくても、当然のことだ。
「泣かないでよ、レア。どうしても言いたくないなら、それでもいいから」
サラの飾らない言葉は、いつでも、レアの心の奥底まで染み渡ってきて、
レアは、これ以上自分の感情を抑えることができなかった。
「私、私ね・・・」
レアは掌で口を押さえると、嗚咽を漏らした。
背中には、サラの愛情のこもったじんわりとしたぬくもりを感じる。