国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
きらめく星々が、音もなく位置を変える間、サラはレアの傍に腰をおろして、
ただ空気のように寄り添っていた。
「サラ、私ね、もう・・・巫女、の、資格がないの」
レアは、必死で泣くのを堪えると、ようやくそれだけを途切れ途切れに口にした。
「うん。それで?」
「それで、って驚かないの?」
サラの反応が薄すぎて、かえってレアの方が驚いてしまった。涙も仰天してひいていく気がする。
「う~ん。まだ内容を聞いてないから驚けないよ」
実際、サラは、まさかと思いながらも、レアの告白する内容を、まったく予想していなかったわけではなかった。
それは、二人がウルウとともに、施薬をするため、ディスコルディアの部屋に呼ばれた日にさかのぼる--。