国王陛下は純潔乙女を独占愛で染め上げたい
やはり、告白を・・。
レアが決心して涙で潤んだ瞳を開いたとき、祈りの間の扉が、ギィィと音をたてて重々しく開かれた。
神官長のウルウが頭を下げたのを見て、皆、一斉に立ち上がり、頭を下げる。
ウェスタ神殿の最高権力者であるウルウが頭を下げる人物、それはつまり王族ということを意味していた。
先頭は、すらりと背の高い男で、その後ろに、美しい少女とその母親らしい女、
続いて背の低い太った中年の男が入ってきた。
4人が、王族のために設けられた一段高い席に陣取ると、先頭を歩いていた男が、
地に響く低い声を発した。