澄んだ瞳に




そして、淳は、話を続けた


「それと…水着は用意しろよ…」



「……水着…?」



「あ〜…お前、裸で泳ぐつもりか…?俺は、その方が嬉しいが…」


と、言うと、ニヤリとして、私の方を見た…



「もぉ…淳ったら…」


と、言って、淳の腕をペチン!と叩いた…



「いきなり…危ねぇじゃねぇか…」



忘れてた…


淳が運転中だったってことを……



「ごめんなさい……」




「それはそうと…お前何食いたい?」



「……何でもいいよ…」



「……じゃ…ここでもいいか…?」


と、淳は、目の前のお店を指差して言った。


それは、ステーキハウスだった…



淳って、お肉が好きなのかな……



花火大会の時の夕食も、ステーキだったもんね…



車を止めて、お店の中に入った…




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