LOVE IDIOT
ていうか、私は一体どうすれば・・・?





「斉藤って奴に告白された?」

「ちょっと・・・涼、ご飯粒が」

「・・・ん」

ランチタイム、私達は屋上で食べている。
華、司、何気に藤堂さん、私と涼。

みんな私を見つめている。

「なんで私なんだろうねぇ・・・この14年間そんなに告白とかされなかったのに」

ため息をこぼす、なんか疲れる。
さっきから涼を見ると柴崎さん思い出しちゃうし。



なにより、斉藤さんから貰った手紙。



「(処分は出来ないし・・・)・・・ねぇ、どうしたら良いと思う?」

「え〜?華は、付き合う!」

「なんで?だってそんなに話した事もないのに?」

「ん〜、だって宮比そんなに告白されるタイミングとかないんでしょ?ラッキーじゃん」

そういう問題か・・・?

「いや、それはラッキーっつーか・・・(汗)」



私は悩んだ。



ぶっちゃけ・・・斉藤さんは完璧に私のタイプ。
可愛くて、純情って感じで、乙女で。
おまけに頭もいい。

噂では着てる服は全部自分で縫うらしい。
それって、かなり私的にはツボ。

きっとデザイン大学とか行くんだろうなぁ。

「・・・とりあえず、様子でもみてようかな」

「え、それだけ?」

「な、なにそのリアクション、酷くない藤堂さん?」

「ご、ゴメン。でもさ、返事ぐらいはした方が・・・」

「やっぱり?」

「だって・・・待ってる方は、辛いと思うよぉ?」

辛い、かぁ・・・

やっぱ、待ってるのは辛いのか。

っつっても・・・そうそう心の準備とか出来ないよ!!
私はピチトマトを頬張った。

「ま、いいや」

「これからが楽しみだね〜宮比」

「だね〜」

「な・・・なにそのニヒルな笑顔!」



みんなして笑ってんじゃねぇ!!!



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