転んだら死神が微笑んだ
せっかく、仲良くなれると思ってたのに。

明日から、ひよりちゃんと楽しくやれると思ったのに。



ひよりちゃんはいないんだ…。




でも、変わろうとしてるんだね。


そしたら、わたし。応援してあげなくちゃ。



あかり「わかった。行っておいで。」


ひより「ありがと…。」


最後ぐらい笑っておわかれしよう。

あかり「ひよりちゃん。」

わたしは、笑顔をつくってひよりちゃんに見せた。

ひよりちゃんも少し涙目になっていたけど、笑い返してくれた。




ひよりの母「本当にいいの?」

ひより「(うん。)決めたことだから。」



ひよりの父「じゃあ行こうか。」

ひより「はい。」
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