喧嘩上等最狂king・。+


その日は
それで解散


あたしは家へ
向かって歩いてた。


すると裏から
軽い足音が聞こえた。
振り返ると聖が
ティンバの重い靴を
履いてるのに
軽く走ってきた




「どうしたの?」



ビックリしながら
息を切らす聖に聞く



「はぁはぁ…ポリが来る…」


「え!?マジで?」




「逃げるぞッ」



いきなり
聖が走り出した



「ちょっと!置いてかないでよ!!」




急いであとを追う。
聖は走り疲れたのか
あたしが走ったら
すぐに追いついて
余裕があるぐらいだった



「くっそッ えれぇ…」




「えー!」




「タバコ吸うと体力落ちるんだよ…ハァ…」




「ばーかばーか」




「てめぇ喧嘩売ってんのか?」



2人で話しながら
走っていると
遠くにパトカーの
光りが見えた。




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